次の4つの考えを実行するために、SDGsの考えを取入れつつ、積極的な国・県補助金の活用を提案します。
SDGs: 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
(出典:総務省政策統括官(統計基準担当))
ICT: 情報通信技術(Information and Communication Technology)
- 情報処理や通信技術を総称する用語です。
- 携帯電話やインターネットだけでなく、ツイッターなどのみんなが繋がる双方向で情報交換できるものや、Googleマップや衛星を使った位置情報システムなどがあります。
- 例えば、「効果的な農地・農作物の管理」「観光客に向けた観光・交通案内」「地域の魅力を日本や世界に発信」「デジタル教科書」「様々な作業を効率化するスマホアプリの作成」などいろいろな利用が可能になります。
道の駅: 次の3つの機能などを持ち合わせた休憩施設
(休憩機能)
24時間利用可能な電話や清潔なトイレ、ゆったりした駐車場の基本施設と併せて、レストランや公園、温泉・宿泊施設などが利用できる駅もあります。
(情報発信機能)
「道の駅」は地域の情報ステーション。道路情報や歴史・文化、名産品や観光地などを紹介する案内板や資料館、物産販売コーナーなどがあります。さらに郷土芸能や朝市・展覧会などのイベントも催され、様々な情報を発信して、利用者との交流を図っています。
(地域の連携機能)
「道の駅」をきっかけに、まちとまちが手を結んで活力ある地域づくりに取り組んでいます。駅相互の連絡を強化することによって、経営内容の改善やサービスの向上が図れるだけでなく、機能の補充もしあえるので、利用者に安心や魅力を与えます。
(出典:国土交通省近畿地方整備局 道路部 交通対策課)
DMO: 観光地域づくり法人(Destination Management Organization)
地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
(出典:観光庁 観光地域振興課 観光地域づくり法人支援室)